第一回日本ウェブ学会にいってきました

東大本郷キャンパス安田講堂で開かれた第一回日本ウェブ学会シンポジウムに参加してきました。事前に1000人以上の登録があったとのことで、ずいぶん盛況でした。現在のwebというコンテンツの幅の広さを物語るように、「民主主義2.0」から情報解析の手法まで幅広い発表が行われ、刺激的なシンポジウムでした。
今更ながら再確認したのは、やはり「知」は共有されてナンボだな、ということです。ウェブの情報からある単語についての言及を抽出して、そのクラスタのネットワーク構造を可視化すると、情報がどう伝播したかが一目瞭然ですし、時系列を遡れば、どこからその情報が発信されたかもはっきりわかります。ディスプレイでそのさまをはっきり映し出されると、一部の識者が転がしていても発展しないことが実感をともなって理解されました。前々から理屈ではわかっていることではあるのですが、再確認できただけでも参加した甲斐がありました。
第一回は盛況でしたが、次回以降も建設的に発展していくとよいな、と思います。